撮影:吉田 忠生
福岡県甘木市 屋永養殖場
 

スイゼンジノリ  
寒天質の基質のなかに多数の細胞が散在し、全体として円形または円形に近い不定形の平たい群体となる。細胞は楕円形で長さ6―8μm、幅3―4μmで基質の表面 に近いほど密に集まっている。  水量が安定したきれいな湧き水のあるところで生育する。熊本市水前寺公園の池に生育していたためにスイゼンジノリの和名がつけられた。福岡県甘木市では川茸と呼ばれている。  水前寺公園では絶滅し、上江津湖の天然記念物保護地に僅かに生存するほか、甘木市の黄金川にある2養殖場で管理育成され、種々な加工品として食用に供されている。

●国の天然記念物:スイゼンジノリ発生地
         大正13年12月9日 指定
         場所:熊本県熊本市神水町地先(上江津湖)

撮影:吉田 忠生

 

スリンハー(Suringar)の論文1872年.
スイゼンジノリの名前が紹介,Phylloderma sacrumの学名が与えられたのちAphanothece属に変更された。

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