Yamada 1934 より

クビレミドロ
 体は直立する管状の糸状細胞体が房になって集合する部分と,砂泥に埋まる入り組んだ糸状細胞体の仮根部からなる.直立部は高さ 1.5 cm, 径 3 cm になる.雌雄同株で,造精器は小舟形で直立糸状体の側面に数個つくられる.生卵器は球形で糸状体の中央から先端部にかけて1−3個側生する.
 穏やかな内湾の干潟や礁池内側にある細砂泥堆積帯で,干潮時に干上がる位置から湿地状の場所や浅いプール内に生育している.冬から春が生育期である.
 国内では沖縄島が唯一の生育地で,泡瀬など数箇所からだけ報告されている. a.雌体 b.雄体 c.生卵器