SAP 036518 1954-1-8
宮城県 松島湾 黒木宗尚
マルバアサクサノリ  
体は膜質で卵形から円形に近い。基部は心臓形から濾斗状で縁辺に小鋸歯はなく全縁でゆるく波打っている。体は1層細胞で1個の葉緑体を持ち、厚さは28―35μmである。雌雄同株で精子嚢斑は体上部で縞状になる。  河口域から外海に面する場所の潮間帯に生育し、冬に繁茂し、春から夏にも小形の葉体が残存することがある。  本州太平洋岸北部が主な分布範囲とされ、天然採苗の海苔養殖網にも他の種類に混じって生育していた。最近の採集記録は少なく、福島県松川浦で採られたことがある。