| 太平洋北部の海藻研究 |

1980年頃からはカムチャッカのペトロパブロフスクの海洋生物学研究所で O.N. Selivanova らが活動を開始した. このような状況で,同じ海域の海藻研究についての研究者の交流は殆どなく,両国間で情報の交換も不充分だった.近年,状況は徐々に改善され,2003年2月から6ヶ月間,北海道大学総合博物館の招きによってSelivanova博士が来日して日本の研究者との意見交換を活発に行なった. 長いあいだ日本人海藻研究者が足を踏み入れることが無かった樺太(サハリン)にも,北大総合博物館の阿部剛史博士が海藻調査のために訪れた。2003年7月11日に「極東ロシアと日本の海藻」という題の公開シンポジウムが開催された. ここで両国の研究者から話題提供があり,海藻分類学について問題点が多くあることがはっきりしてきた.協同研究がこれから開始され,懸案を解決して多くの成果があがることが期待される.
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