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ホソエガサの新産地 |
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人魚のワイングラス Mermaid wineglass と俗称されている美しい海藻は1912年に能登半島から岡村金太郎氏によりツノカサノリの名前で報告された。その後、五島、瀬戸内海,尾張などの各地から報告され、1960年ころには尾張・内海・五島・九州西北岸・富山湾・沖縄の各地から知られるようになった。長崎県下でも各地で知られ、右田氏によると養殖アコヤガイの上にも生育するのが観察されていた。その後各地でみられなくなり、1998年発行の「日本の希少な野生水生生物に関するデータブック」にも取り上げられ,2000年に環境庁発行のレッドデータブックでは絶滅危惧I類にかぞえられるようになった。
今年の6月に佐世保市西海パールシーセンターの野添祐一さんからの連絡で、九十九島でホソエガサに似た海藻を採集したとの報告があった。写真と、その後送られた標本によりホソエガサであることが確認できた。その後の調査で数箇所で生育が確認されている。 (吉田 忠生)
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(写真提供:野添祐一氏) |
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